今回は、
“良いものなのになぜ売れないのか?”
“良い店なのになぜ人が来ないのか?”
という疑問について解説します・・・
ドリルを売るには穴を売れ
この言葉を聞いたことがありますか?
マーケティング業界では有名な言葉です。
商品を売るのではなく、価値を売らなければいけない
売れない・人気の出ない人はこれがわかっていない人がとても多い。
”商品を売ろうとするから売れない”
ということがわからない限り、いつまで経っても売れる人にはなれません。
商品価値の伝え方
これをベネフィットと言います。
ベネフィットとは、
消費者がそれを購入することによって得られる利益のことを言います。
これはターゲティングと言います。
ターゲティングとは、
具体的な顧客層を決める事によって、商品のコンセプトや強みを創る戦略。
ペルソナとも言います。
これを差別化と言います。
差別化とは、
自分(自社)の強みや付加価値を創造することによって、ブランド価値を上げ、ライバル他社よりも優位に立つ戦略。
これを4Pと言います。
4Pとは、
・Product(プロダクト:商品)・Price(プライス:価格)
・Place(プレイス:流通) ・Promotion(プロモーション:販売促進)
の頭文字をとったものです。
複数の要素を掛け合わせることによって効果を発揮できるのが4P分析です。
僕がTikTokで必ず見ている方で藤村正宏さんという方がいます。
TikTokの@exmascottで調べてみてください。
ウチの社員にも見るように勧めましたが、1分以内でまとめた動画はとてもわかりやすく
- マーケティングとは?
- 商品を売るには?
- 人気が出るには?
が、解説されています。
藤村さんの言葉に、
「モノ」ではなく「体験」を売る
というのがあります。
これが冒頭の
ドリルを売るには穴を売れに繋がってきます。
商売の本質です。
なぜ女性は100万を越えるエルメスのバッグを買うのか?
こう答える人は少ないと思いますが、
それならわざわざ高いエルメスでなくてもいいはずです。
そのバッグを持っている自分にお金を使っている
- 付加価値
- 見栄
- 自己顕示欲
などがここで言う体験です。
売れない・人気の出ない人は本当にここがわかっていません。
100万を越えるエルメスのバッグを売ろうとするから、
と、お客さんの金銭事情を決めつけたり
と、売れない原因を自分以外に責任転嫁します。
高いですか?安いですか?
好きな人からしたら8,000円で夢の国を堪能できるのだから安いと思うかもしれません。
僕は修学旅行で1回だけ行った事があるのですが、乗り物が苦手で乗れないので、ずっとフラフラしていました。
パレードは素晴らしかったのですが、
お土産を買ったりすることを考えたら僕には8,000円が高く感じてしまうのです。
だからリピートしていないのでしょう。
デイズニーの本は勉強になるのでたくさん読んでいます。
(このシリーズは何冊かあるのですがどれも簡単に読めて心温まるのでオススメです)
ディズニーのチケットだけが欲しくて8,000円払う人はいないでしょう。
そのゲートを通った先にある夢の体験にお金を払っていますよね?
キャストと呼ばれる人たちもそうです。
モノではなく価値(体験)を売るために仕事をしているのです
だからデイズニーで働きたいと言う人が多いのです。
ターゲティングをし、差別化を図って、ベネフィットを与える
売れる・人気が出るモノは全てこれがストーリーとして確立されています。
良いモノだから売れるとまだ思っていませんか?
良いか悪いかはお客さんが決める
あなた自身が良いと思われる人創りをしなければ良い商品さえも売れません。
マーケティングを知らずしてビジネスは成り立ちません。
を、待っていてはその時は来ません。
売れると言うのは絶対に戦略があるのです。
周りの結果が出ているモノや人を見てみましょう。
しっかりと戦略が練られ、マーケティングが確立されているはずです。
ご飯を食べに行くにも、買い物をするにしても、
そういう目線で物事を見れば毎日が勉強になります。