個人事業主と会社員どっちがメリットか?
一番のメリットは会社員の場合、会社が半分負担してくれているという所です。
自営業などの個人事業主の場合は全額自己負担です。
そして社会保険に加入することによっての扶養制度が大きいです。
年収130万円以内であれば妻(夫)子供を自分の扶養に入れれます。
扶養に入れた場合、保険料は0円です。
※補足ですが、勘違いされることが多いので説明しておきます。
扶養にも2種類の扶養
- 社会保険の扶養
- 所得税の扶養
が、あります。
社会保険の扶養は年収の壁が130万円までで、扶養してもらう人の健康保険と年金の負担が0円になるので扶養してもらう人が得をします。
所得税の扶養は年収の壁が103万円までで、扶養する人の所得税が安くなるので扶養する人が得をします。
社会保険に加入していないと扶養に入れないので注意です。
自営業の方で入る保険ではいくら奥さんの年収が低くても個別計算になるので扶養にはなりません。
個人事業主(社会保険未加入)のデメリット
先程説明した通り、妻(夫)子供を扶養に入れれません。
国民健康保険は健康保険より手当が少ない。
- 出産手当金
- 傷病手当金
が貰えません。
年金受給額が毎月約10万円ほど変わってきます。
まとめ
社会保険とは
- 医療保険
- 年金保険
- 労働保険
の3つから、
医療保険→健康保険と国民健康保険
年金保険→国民年金と厚生年金
労働保険→雇用保険(失業保険)と労災保険
に分かれます。
個人事業主が入る保険は国民健康保険と国民年金
会社員が入る保険は健康保険と国民年金・厚生年金と雇用保険と労災保険(会社が半分負担してくれる)
会社員が入る健康保険と厚生年金には家族を扶養に入れれる
個人事業主が入る保険は前年度の所得によって決まる。
会社員が入る保険は4,5,6月の給料に基づいて決まる。
社会保険は複雑なものも多いですが最低限今日書いたことは覚えておいた方がいいでしょう。
個人事業主がダメというわけではなく、年金は稼いで貯めるとかiDeCoやNISAで賄うとかやり方は色々あります。
無知で損することが多いので、社会保険に入っているから安心するのではなく、知識や稼ぐ能力をつけて自分の将来や老後は自分で守りましょう。