続きまして7〜12を解説していきます。
7 エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
電気のない生活をしている国がたくさんあります。
トーゴだけでも国民の80%以上が電気を使わずに生活しています。
- 2030年までに誰もが安い値段で安定的なエネルギーを使えるように
- 再生エネルギーを使う方法の割合を増やす
- 今までの倍の速さでエネルギー効率を良くする
クリーンエネルギーを導入し、地球温暖化を防ぐ。
すべての人々に手ごろで信頼でき、特殊可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
8 働きがいも経済成長も
世界の最も貧しい国では、5歳から17歳までの4人に1人が労働を強いられています。
- 人々が経済的豊かになっていけるように開発途上国は年7%の国内総生産(GDP)の成長を続けられるようにする
- 多様化、技術の向上、イノベーションを通じて、経済の生産性を上げる
- 中小企業の会社設立など新しい事に挑戦できる政策をする
- 経済成長が環境を悪化させないようにする
- 同じ仕事に対して同じ給料を
- 2025年までに児童労働をなくす
- 持続可能な観光業の政策と実施
- すべての人たちに銀行や保険を
ワーキングプア・長時間労働・女性や障害者への差別をなくし、すべての人々に働きがいのある人間らしい仕事ができる環境を作る。
持続可能な経済成長と生産的な完全雇用を推進する。
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
世界では37億人の人がインターネットにアクセスできません。
そのうちの17%が携帯電話の電波が届かないところで暮らしています。
道・水・電気・ネットの環境向上と生活向上を進める。
- 質が高く、信頼でき、災害などにも強いインフラを
- 国内総生産に占める農業や漁業など以外の割合を大きく
- 規模の小さな会社などが安く資金を借りるなどのサービスを受けれるように
- 資源をより無駄なく使い、環境に優しい技術や生産の方法を取り入れる
- 様々な産業での科学研究を進め、技術能力を伸ばす
災害に強いインフラを整え、新しい技術を開発し、みんなに役立つ安定した産業を。
10 人や国の不平等をなくそう
かつてないほどの経済格差が広がっています。
2017年には世界の1%の人が世界全体の33%の富を持っていました。
- 所得の低い人の40%の平均値を上げる
- すべての人が能力を高め、社会的、経済的、政治的に取り残されないようにする
- 平等なチャンスを与え、得る結果の格差を減らす。
- 財政・賃金・社会保障の政策をとり、平等に
- 金融市場と金融機関の監視するシステムを向上
- 責任ある形の移住をすすめる
貧しい家の子供は、お金持ちの家の子供の約3倍死亡率が高い。
国内及び国家間の不平等を是正する。
11 住み続けられるまちづくりを
過去40年で避難や移住をしなければいけない自然災害が激増しています。
- 安い値段で安全な家に住む事ができ、貧しい人達の住む地域の状況を良くする
- 安い値段で安全な交通手段を使えるように
- 誰もが参加できる持続可能なまちづくりを
- 世界遺産や自然遺産の保護
- 災害によって命を失う人を減らす
- 大気汚染やゴミの処理に注意をはらい、環境に与える影響を減らす
- 安全で使いやすい緑地や公共の場所を使えるように
災害が起きてもすぐに復旧し、子供・障害者・高齢者に配慮のあるまちづくりをする。
誰もが安全に暮らせて災害にも強いまちをつくる。
12 つくる責任・つかう責任
世界で生産されている食品の3分の1(13億トン)が捨てられています。
- 天然資源を持続的に管理し、効率よく使えるように
- 捨てられる食料を半分にする
- 大気、水、土壌へ化学物質やゴミが出されることを大きく減らす
- リサイクル・リュースをしてゴミの量を減らす
- モノやサービスを買うときに持続可能な形で行われるようにする
世界中の人たちが今の日本のような暮らしをするには地球約3個分の資源が必要とされています。
現在74億人いる人口は2050年に約96億人に達すると言われています。
生産者も消費者も環境と健康を守れるよう、責任ある行動をとりましょう。