【超おすすめ本】開業予定の方・経営者・結果を出したい方へ

今回は僕が経営をするにあたって

中野
中野
読んでよかった〜

と思う本を紹介します。

たくさんあり過ぎるので厳選して1冊紹介します。

起業して10年経ちますが、いまだに定期的に読む本です。

お客様は「えこひいき」しなさい!



とりあえず一番最初に読んでもらいたい本になります。

僕が経営する上での基盤はこの本にあります。

何回読み返したかわかりません。

経営者でなくても、サービス業の人は頭に入れておいた方がいいと思います。

美容業界あるあるだと思うのですが、

初回のお客様は大幅に割り引きされるのに、

2回目以降なぜ通常料金になるのでしょうか?

これ疑問に思ったことありませんか?

航空業界では乗れば乗るほど早く荷物が出てきたりラウンジが使えたり空席待ちが優先して案内されたりします。

銀行では借りれば借りるほど金利は安くなりプロパー融資(信用貸し)になっていきます。

通信業界も使えば使うほど基本使用量は安くなります。

このように様々な知恵を絞り、企業努力を行なって顧客を確保するために尽力しているのに対し、美容業界では

新規客を集めるために新規にたくさんのサービスをするという逆転現象が起こっている。

お客様は神様か?

「お客様は神様です」という言葉がありますが、その言葉自体は間違っていないと思います。

お客様がいるから生活が成り立ちます。

ですが、

全てのお客様を平等に扱うのは無理があると思うのです。

1回しか来たことのないお客様

100回来ていただいているお客様

同じお客様でしょうか?

全て平等というサービスは経営として良くはない

自分がお客様の立場だった時、

お客様
お客様
私はここの常連だから高いお金を払っているのよ!初めてだから割引されてよかったわね!

と思えるでしょうか?

顧客は自分から離れないと思っていませんか?

顧客のお客様は少しくらい待たせても大丈夫だろう・・・

新規のお客様は待たせたらクレームになるかもしれない・・・

いつも来てくれているお客様は一生離れないと錯覚しているビジネスパーソン多くないですか??


3割以上安くしないとお得に感じない

こういう研究結果があります。

2割にするならやる意味があまりないということです。

そして3割以上安くしたお客様がリピートする確率は30%ほどと言われています。

多額の宣伝広告費をかけて割り引きをしてお客様を呼んでも、費用対効果は著しく低いのです。

集客で最も費用対効果が高いのは口コミ

口コミは広告宣伝費が0円なのに対して絶大な信頼感があります。

お客様は想像以上のサービスを受けた時に誰かに話したくなるものです。

お客様
お客様
あそこのお店は全ての客を同じように扱ってくれるからいいのよ

こんな口コミは生まれません。

口コミは

  •  感動
  •  特別扱い

から生まれます。

お客様との会話をしっかり覚えていますか?

顔と名前をすぐ言えますか?

常連のお客様にはしっかり名前を呼んでいますか?

えこひいきは金銭的なものだけではありません。

それ相応の対応をしてくれるお店や人でないと、誰かに紹介するということにはならないのです。

”技術が上手い”とか”味が良い”というのはこれらが最低限できてからの話です。


会社(個人含め)の75%の売り上げは上位3割のお客様で構成されている

まさにこのピラミッド通りです。

この下位層ばかり相手に経営をしてしまうといつまで経っても売り上げは安定してこないのです。

まずは無駄な値引きはやめなければならない。

「安くしたから他には行かないだろう」と安心している人はいつまで経っても支持されません。

価格で繋いでいるうちは、他に”えこひいき”してくれるところが見つかればすぐに離れます。

自信のなさを割り引きという形で埋めない

安くされたくて来ているのではありません。

ポイントを貯めたくて来ているのではありません。

お客様は自分だけのサービスを受けに来ているのです。

安くしているから、正規の値段より手を抜いていい訳ではありません。

自信がなくても1円でもいただくのならプロとしてやるべきです。

「安くしてあげたのに」

こう言う人がいますが勘違いしてはいけません。

代わりはいくらでもいるのです。

売り上げがあるのに業績が伸びていかない理由

  •  一度きりのお客様を集客している
  •  しなくてもいい無駄な割り引きをしている
  •  新規客以上に顧客に逃げられている

水を増やそうとする余り、下からジャバジャバ水が流れていることに気付けない・・・。

リピートビジネスは言うまでもなくリピートさせることが成長・発展の鍵を握っている。

顧客に喜んでいただける関係性を築けていれば、そもそも広告宣伝費なんてものは必要ない

毎月高いお金を払って新規客を呼んでいるのに、顧客の予約を断っていたら本末転倒です。

良い接客を心掛けるのはどこもやっていて差別化になりません。

記憶に残る誰かに話したくなるサービスをしましょう。

これができている人とできていない人の差が数字となって表れてきます。

ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

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