僕は前の会社(美容室)に20歳で入社して7年勤めてから独立をしました。
一つのお店しか経験していないのでその会社の教えが僕の基準となっています。
一番初めに働いた会社がこの会社で本当に良かったと今は思っています。
笑えないくらい厳しく、徹底的に甘さを排除されました。
7年の間に50人は辞めていったのではないでしょうか・・・
良いか悪いかは別として、
ついてこれない人が辞めざるを得ない環境というのは僕にとってはとても良い環境でした。
中途採用だとあまりの厳しさに辞めていく人が多いのですが、新卒で入った僕は「これが当たり前なんだ」と錯覚していたため何とか続けることができました。
”最初に入社した場所・そこで出会った人”で基準が決まります。
一番成長する為に必要なのは、
どの環境に身を置くかだと思います。
△を認めるとそこで終わる
成功できる人は○と✖️の判断しかありません。
という△を許してしまうとずっとその癖がついてきます。
僕は毎年目標を立てますが、必ず◯か✖️かでしか評価をしません。
結果の出ない人・成長しない人は△を○寄りに評価します。
厳しいですが、頑張っても結果が出なければ✖️なのです。
自分の事を自分が一番厳しく客観的に見れなければ成果は伴いません。
原因他人論の人は△の典型です。
◯か✖️の人だけ次に進める
ウチの会社でのミーティングでも僕は△を許しません。
やるならやる。
やらないならやらない。
必要じゃないものに時間を使っているほどみんな暇ではありません。
✖️でも全然良いのです。
改善して行動すればいいですし、✖️だと気付けたことに収穫はありますから。
△はその時点で終わります。そして収穫はありません。
周りから
とか
と言われようが✖️は✖️です。
そこで
となった時点でこの先金メダルは取れないでしょう。
◯の理由を探る
全てが上手くいき、成果が表れて◯になったとしてもその理由を深掘りしなければ成功体験として蓄積されていきません。
運が良かっただけかもしれませんが「何で運を呼び込めたか?」のプロセスを知る必要があります。
弊社では社員に1年の目標を立たせて全員が見えるところに貼り出します。
12月末には1年の目標の反省会をします。
出来なかったことは反省しやすいのですが、出来たことを理論づけて説明することが大事です。
なので結果ばかりに重点を置くのではなく、プロセスこそに成長の鍵があるのです。
△と判断した時点で伸び代はありません。
- 痩せたいけどジムで頑張ったから甘いものを食べてもいいよね
- 貯金したいけど12月頑張ったから自分にご褒美を買おう
これを悪いとは言いません。
ただこの”頑張ったから”を認めてしまうと△の人生を歩むことになります。
✖️と判断して次に繋げれればたまのご褒美も許しましょう。人間ですから。
完璧な人間などいません。
世界のイチローも3割バッターです。
10回立って3回打てたらヒーローなのです。
ケンタッキーの創業者であるカーネル・サンダースも65歳までに40回の転職を繰り返し、秘伝のスパイスを考案・開発し1010人目への営業で契約をもらいました。
お爺ちゃんになっても◯と✖️を繰り返し、諦めることなく挑戦することで大成功を収めたのです。
社会人になって17年が経ちますが、成果の表れない人は間違いなく△思考です。
これが俗に言う2:6:2の法則の6の部分です。
下の2は自分がダメだと気付いているので何かのキッカケで6の人たちを超えていきます。
僕はこの考えがベースになっているのでいくら頑張っていても1円届かなければ✖️とみなします。
冷たいドライな考えかもしれませんが、感情論で成長は見込めません。
僕はどう思われようがその人が良い生活をしてもらえればそれでいいと思っています。
△思考はその人の癖です。
妬み・嫉み・悪口・他責・ネガティブ・・・
癖は意識すれば治ります。
自分をコントロールするために「◯か✖️で判断する癖」を身につけましょう。