アラフォーの僕ですが、周りのほとんどが結婚し、子供がいて、家を建てています。
そこでほとんどの人が安心を買うために加入するのが
生命保険・医療保険
です。
家に次ぐ、人生で2番目に高い買い物などと言われています。
なぜ医療保険や生命保険が必要ないのか、そして医療保険や生命保険が必要な人はどのようなタイプの人なのか・・・
説明していきます。
積立保険は全ていらない!
生命保険のほかに
- 学資保険
- 終身保険
- 養老保険
- ドル建て保険(外資保険)
全て不要です。
不要というより、全て損します。
日本人の約80%が加入していると言われている生命保険。
本当にお金に不安があるなら積立保険はやめるべきです
貯金と同じで積み立てているという方も多いですが、そもそもの役割が違います。
保険と投資は別に考える
保険は一部の人を除いて必要ありません。
その一部の方もネットなどの掛け捨て保険で十分です
投資は投資信託などの専門の分野で行いましょう。
利回りが非常に悪い上、外貨建ての保険に入った場合、為替レートが大幅に円高になっていたら元本割れもあり得ます。
積立保険は異常に手数料の高い投資商品です。
利回りが悪く、買った時の手数料に加え、運用にも手数料が取られます。
保険の払戻率は?
平均の利回りは1%以下と言われています。
仮に毎月3万円を利回り1%で運用したとすると・・・
(出典:金融庁シュミレーション)
元本が720万円に対して最終積立金額が796万円になります。
運用益が20年で76.7万円しか増えないのです。
一般的な投資信託で毎月3万円を平均利回り5%で運用したとしたら
(出典:金融庁シュミレーション)
元本が720万円に対して最終積立金額が1233万円となります。
運用益が513万円と大幅に増えるのです。
同じ積立でもこれだけの差が表れてきます。
投資は投資の専門分野で行いましょう。
医療保険もいらない
2人に1人がガンで死ぬ時代と言われています。
など色々思う事はあると思います。
ですが根本的なことを言うと、医療保険に入ったからと言って病気にかかる確率が小さくなるわけではありません。
「入っておけば安心」
こう思うのがそもそも違うのです。
なぜ医療保険が必要か?
いざという時に必要なお金は保険ではなく現金で補いましょう
保険に入る上で、いざという時はどのような時か考えたことがありますか?
- 独身
- 若い
- 雇われている
このような方は特にリスクがありません。
保険ばかりに加入して本当に必要な”いざという時”に現金がないことがかなりのリスクになるのです。
高額療養費制度がある
聞いたことある方も多いと思います。
高額療養費制度とは、
保険診療で一定額以上かかった医療費が健康保険組合から還付される制度
わかりやすく例を出します。
300万円かかる手術を受けた場合、3割負担なので支払う医療費は90万円になりますが、10万円を超えた金額分は健康保険組合が負担してくれます。
(※所得額で負担の限度額は変わります)
民間の保険は従来かかるであろう金額より払い込む料金が多すぎて損なのです。
保険のCMなどもたくさんやっていますが、あれも契約者が支払う保険料です。
と言う方がいますが、積立保険は契約した段階で損が確定しています。
少しでも積立金額が少ないうちに解約をすることをオススメします。
保険というのは
発生確率が少ないが、発生した場合に損害が大きいものに備える
これが本当の保険です。火災保険や自動車保険などですね。
日本は世界的に見ても社会保険による保障がしっかりしている国なのです。
どうしても保険に入るなら・・・
家族にお金を残したい・・・など、どうしても保険に入りたい場合は
掛け捨ての保険です。
ネット保険で保険料の安い会社を探して掛け捨ての保険に入るべきです。
仮に家を建ててローンの名義人が亡くなったとしても団体信用生命保険で残ったローンは免除になります。
子供がいる場合のみ、生活費や学費、養育費があるので掛け捨ての生命保険に入る
これで十分だと思います。
まとめ
「いざ起こったら生活が困窮してしまう」というものの為に保険に入る。
- 火災保険(火の不始末など)
- 自動車保険(交通事故で相手に怪我などをさせた場合)
- 掛け捨ての生命保険(子供いる場合のみ)
他は全て貯金で賄う。
投資と保険を同じに考えない。
生活するために残すものと、将来の為に運用するものをしっかり分けること。
積立保険はすぐにでも解約して利回りのいい投資先に投資すること。
医療は高額療養費制度があるので手出しは貯金で。
これで以上になります。
稼ぐのと同時に無駄なものにお金を使わないという知識も大事になってきます。
お金にもしっかり働いてもらい、本当に安心した生活を送れるように考えていきましょう。