コロナ禍でマスク生活が当たり前になりました。
マスクの息苦しさや不快感は慣れましたが、どうしても慣れないことが一つ。
眼鏡をかけていたら曇るということ。
その上、耳が痛い。(帽子も被るし・・・)
1年ほど前からレーシックを考えるようになりました。
僕は視力が
左眼0.04 右目0.05
と、メガネがなければ何も見えません。
レーシックをした人に話を聞いたら
とか
など聞くようになり、
それだけではなく、もちろん
と言ってる人もいます。
ですが僕自身
目が弱くて光を見ると涙が出るので、角膜が薄くてレーシックの手術が受けれない可能性があると言われていました。
普段のメガネには色を入れていましたし、天気の良い日や長時間の運転の時はわざわざコンタクトを入れてサングラスをかけて運転していました。(度入りのサングラスを作るまでもないかなと思い・・・)
SNSにICLの事を載せてから
「どうだった?」
「良い?」
「手術は痛くない?」
「レーシックと何が違うの?」
など、たくさんの人から反響がありました。
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)
- 生活の質
- 人生の質
”生きていく上での幸福度”という意味ですが、
このQOLが格段に上がるICL手術、今回ブログで紹介していきます。
ICLとは
ICL手術とは、
角膜を削り光の屈折を調整するレーシックと違い、角膜を削らず眼の中にコンタクトレンズを挿入し、近視・乱視を矯正する手術になります。
出典:森井眼科医院
日々の手入れは不要で視力も長期的に安定します。
レンズが外れることもなく、異物が入ってる感覚もありません。
ドライアイになりにくく、角膜が薄くても手術が可能。
レーシックは術後に不具合があっても戻せませんが、ICLは取ることも付け替えることも可能です。
ただ、格闘技など頭部に強い衝撃を受けるスポーツなどは衝撃でレンズがズレる可能性があります。
手術を受けた病院
僕が手術を受けたのは東京港区にある山王病院です。
病院の真ん中にはグランドピアノがあります。
ホテル並みのセキュリティーとサービスで、全室個室という高級病院です。
なぜここにしたのかと言うと
病院選びに悩んでいた時、古くからのお客様がここで手術を受けていて紹介して頂きました。
それと”ICL研究会”というのがあり、その研究会のトップが山王病院だったというのが決め手です。
ICLは保険適用外の自由診療なので料金は病院によって異なります。
僕の調べた感じだと、
40万円〜80万円くらい病院によって開きがあります。
値段や施設・設備、安心など、どれをとって病院選びをするのか・・・
↓ICLを検討の際はこちらも参考にどうぞ
手術前検査
まず山王病院の手術が大変混んでいるらしく2ヶ月待ちと言われました。
僕が手術をした日も10人以上は患者さんがいたのでとても人気なのでしょう。
まず手術前に検査があります。
眼の中に入れる、いわば一生つけているレンズの検査なので入念に調べられます。
と思うほど色々と何回も検査されます。
13時に病院に行き、終わったのは16時と僕の場合は3時間検査にかかりました。
手術の予約と検査料で
51,650円
お支払いして手術前検査は終了です。
ICL手術
まず、このご時世なので1ヶ月前から体温を記入します。(紙を渡されます)
手術の3日前から目薬をします。
手術の2日前にPCR検査をします。(鼻の中を長い綿棒で15秒かき回されます)
そして陰性が確認されたら手術となります。
当日、8時半に病院へ
検査をして病室に案内されます。
キレイで完全にホテルです。
ここで瞳孔を開く目薬などをします。
眩しくて部屋のカーテンを閉めてもらい、スマホも触れずただ目を瞑って呼ばれるのを待ちます・・・
そして呼ばれたら地下の手術室へ
前室で血圧を計りながら手術の説明を受けます。
そしていよいよ手術です
手術中
まずリクライニングチェアみたいなイスに座ります。ベッドではありません。
背中が倒れ、その後首だけ倒されます。
麻酔の目薬をし、目だけ空いた紙を顔に載せられ、閉じないようにテープで完全に固定されます。
そしてジャバジャバと何回か洗われます。
赤い点の光が三角形の形であり「その真ん中を見てて」と言われます。
と言われた時はゾッとしましたが(笑)
全く痛くありません
ですが、感覚はハッキリわかるので気持ち悪さはあります。
ゼリーをナイフの先端で”すーっ”と切っている感じです。
切っているところは見えないので安心してください。
レンズが入ってきた瞬間もはっきりとわかります。
そして両目合わせて20分ほどで終了です。
終わった後はボケて何も見えませんが、そのまま車椅子に乗せられて病室に戻ります。
30分ほどベッドで休憩。
昼ごはん
山王病院は昼ごはんが出ます。
和食か洋食を選べます。
和食にしました。
豪華。味も美味しかったです。
目がボヤけてるのと傷口の違和感であまり食欲はありませんでしたが・・・
手術後
お昼ご飯を食べ終えたら検査があります。
- レンズがキレイに入ってるか?
- 傷口は大丈夫か?
- 視力が上がっているか?
などを調べていきます。
その時には視力が0.6まで上がっていました。
検査が終わりお会計
720,000円
山王病院のICL手術は検査と併せて
約770,000円
になります。
僕は乱視が全くないのでこの金額ですが、乱視がある方は+50,000円かかると言っていました。
最後に”ICLの証明カード”なるものを貰えます。
手術は日帰りなので8時半に病院に行き、11時に手術を受け、14時半に病院を出ました。
この時
としみじみ思います(笑)
ただ一つ辛かったのが、目にゴミなどが入らないよう保護メガネをします。
出典:江口眼科医院
これを次の日の術後検査まで寝てる間も強いられます。
これで人混みを歩くのはかなり恥ずかしいです。
術後のケア
術後から3日間顔と髪は洗えません。(夏はキツイ)
髪は美容室に行き洗ってもらうことになります。
目は傷口から血が滲んでいる状態なので触れると痛い・・・
術後から目薬生活が始まります
(ボケててすいません)
4つの目薬を
- 朝
- 昼
- 夜
- 寝る前
の計4回・5分おきにさしていきます。
これが結構大変(面倒)です。
痛さが取れるまで僕の場合は1週間ほどかかりました。
術後検査
そして約10日後に術後検査があります。
30分かからないほどの検査なのですぐ終わります。
この検査で僕は
左眼 0.04→1.5
右眼 0.05→1.5
両方合わせて”2.0”になっていました
感動です。
痛みや目を擦っても違和感がなく、
レンズをつけている不快感やドライアイもなく毎日が快適です。
度入りのレンズを度無しにするのに余計なお金がかかります(笑)
それでも眼鏡が好きなので伊達メガネとしてこれからも愛用していきます。
僕は日頃から
”価格と価値”
を考えてお金を使うよう意識しています。
金額が高いか安いかではなく
価値が高いか低いか
これはお金を使うときに最も大切な考え方だと思っています。
- 高いから買えない
- 安いから買う
ではなく、
- 高くても払う価値がある
- 安くても価値がないなら払わない
無駄遣いと理解している上での浪費はアリですが、人生を豊かにするための投資にかけるお金がないのは窮屈です。
”QOLが向上するためにお金を使う”というのが本来の稼ぐ意味なのではないでしょうか?
今回僕は目に投資をしました。
定期的なコンタクトレンズの購入や眼鏡の交換、コンタクトや眼鏡をする上でのストレス・・・
これらがなくなるだけで”生きやすく”なります。
もちろん安い買い物ではないですが、
長期的に見て投資する値があるか?
こういう事を考えた時、
ICL手術はとてもオススメできる手術だと思います。
今回ICLをやるにあたってたくさんの人から反響がありました。
ほとんどの人がレーシックだと思っていて、ICLの認知はまだまだ低いんだなと感じました。
今回のブログで少しでも勇気が出て、僕みたいな思いができる人がいればいいなと思います。
人生って明るいですよ