原因自分論とは、
起こった物事の全ての原因は自分が作り出しているという考え方
僕はこの考え方をとても大事にしていて、基本的になんでも”自分のせいだ”と思うように暗示をかけています。
他人のせいにして成長などない
と、わかっているからです。
良いことは周りのおかげ。
悪い事は自分の責任。
自分の責任にできない人は、環境・他人のせいにする
そして自分に原因があるのに環境と人を変えようとします。
これを
原因他人論と言います。
自分が変われば、相手も変わる
相手に求めてばかりでは信頼関係は構築できません。
お願いしたいことがあれば自ら率先してやるべきです。
納得しかねる辞め方をされても、全て自分に責任があると思えるとすぐに前を向けますし、経験として蓄積され、ショックを受けることもなくなりました。
思うことがあっても、辞めたスタッフの悪口を言っていては何も生まれないのです。
むしろそれを聞いた今のスタッフは
と嫌な気持ちにさせるだけです。
原因は考えて改善できれば良い経験になります。
経営者が
と言ったら、
とか
と思いますよね?
最終的には、
採用を決めたのは自分だ
そう思えば責任は自分にしかないのです。
原因自分論で考えられるようになってからたくさんのメリットが生まれました
- 相手に対してイライラしなくなる
- 相手に良い意味で期待しなくなる
- 人間関係がラクになる
- 物事を客観的に考えられる
- 改善策がわかるので成長速度が上がる
ざっと考えてもこれくらいはあります。
僕もそうでしたが、
相手に対して過度な期待をするからイライラし、怒りっぽくなります。
会社の業績が悪かろうが、社員が辞めようが自分の責任。
会社の業績が良く、社員が楽しそうなのは周りのおかげ。
原因他人論の人がまぁ多い。
勘違いしてはいけないのが、
悪い出来事全ての責任を取れということではありません。
責任を取るのではなく、こうなった原因を自分に向けなければ前には進めないということです。
悪い結果を招いた原因こそ自分の責任にしなければいけないという事
ブラック企業に勤めて、ボコボコにされながら
と、我慢をするのとは違います。
- 売上が上がらない
- 人間関係が上手くいかない
- 頑張ってるのに認めてもらえない
他人のせいにして改善されたことはありますか?
何か言われたらすぐ機嫌が悪くなる・・・
素直に聞き入れれない・・・
言われた通りにやっている・・・
正当化しても現状は変わりません。
悪い結果こそ自分を見つめ直すチャンスです。
若い時にこの考え方ができる人は簡単に結果が出ます
- 売り上げが上がらないのはお店のせいだ
↪︎そのお店を選んだのは自分。
上がらないのに変わろうとしないのも自分。 - 下が言うことを聞かないしミスが多い
↪︎言うことを聞きたくなるような先輩にならなかったのは自分。
ミスをする環境をつくったのも自分。 - 取引先が融通を利かせてくれない
↪︎そこと取引を決めたのは自分。
取引先が融通を利かせたくなるお店にできていないのは自分 - 彼女(彼氏)が酷い
↪︎付き合うと決めたのは自分。
別れたらいいのに別れないのは自分。 - 周りが協力してくれない
↪︎協力してこなかったのは自分。
力を貸さないのに「貸して」はおこがましい。
前の職場にもいました
お店が2階にあるからお客さんが来ないとか、このカラー剤だからリピートしないとか・・・
でも同じ環境でもすごい売り上げの人もたくさんいるのです。
どんな材料でも美味しくキレイに仕上げるのが本当のプロではないでしょうか?
この肉じゃないと美味しくならないとか、
このカラー剤じゃないとキレイに染められないとか、
スタッフルームで暇そうにスマホばかりいじっている人に限ってこのセリフを吐きます。
条件を結果に結びつけられないのが、
原因他人論のマインドそのものです。
相手や環境が変わってほしいと期待しているということ
他人は変えられない。
変えられるのは自分と未来だけ。
この考え方ができるだけで、
お金だけではなく感情的にも豊かになれます。
何か起こった時、
原因は自分にあると考えて行動してみてください。