僕のブログを見てくれている方は30代が一番多いと思います。
毎日充実していますか?
忙しくて疲弊していますか?
結婚、出産、育児、マイホーム、仕事・・・
30代は人生で一番忙しいと言われています。
上からの圧力と下からの圧力・・・
それに加えて、家事や育児、お金・・・
色々なことがありすぎて悩みが多いのも30代です。
20代の時のように、
旅行に行き、恋愛して、好きなものにお金や時間を惜しみなく使う・・・
そうした時間も徐々に減っていくでしょう。
何となく選択してきたもので今の人生がつくられてきました。
という人生にしないために、
これから何を選択していきますか?
30代は人生の基盤になる
”20代”では早すぎて、”40代”では遅すぎる
この狭間を生きるのが30代です。
ハーバード大学が75年の追跡調査を行った「幸せの研究」という研究結果でも、
30代は人生の大底
と言われるほど30代の幸福度は低くなっています。
夢を描いていた20代。
能力や給料の差もさほどなく、生活レベルも同じだった仲間や友達、同期達。
「こんなはずじゃなかった」
「もっと稼げるはずだった」
「人間関係を構築するのが苦手だった」
など、自分の社会での”偏差値”がバチッと数字に出てしまうのも30代です。
FacebookやInstagramを見て他人の生活を知り、落ち込むこともあるでしょう。
時間とエネルギーをどう使うか?
30代は一番時間の使い方が偏りがちになります。
家庭があり子供がいてとなると仕事ばかりに時間は使えません。
企業や独立をすることも多いのが30代ですが、3〜5年はそれだけに集中しなければいけない事を考えると時間の使い方も“センス”が問われます。
30代の大半は仕事か家事、育児、介護に捧げることになります
何に時間をかけるかがその後の人生の分かれ道となります。
30代で誰とつき合うか?
30代は誰とつき合うかによってもその後に大きな影響を与えます。
経営者は経営者、医者は医者と言うように、同業の人ばかりになっていきます。
地元の友達とただ愚痴を言う飲み会をしていては、本当に力を貸してくれる同志には出会えないのです。
愚痴を言っていた友達はあなたの周りにどれくらい残っていますか?
気付いた時には取り残され、1人になってしまいます。
アメリカの起業家、ジム・ローンの言葉に
というものがあります。
何に時間を費やすのかに加え、誰とつき合い、何にお金を使うかをよく考えましょう。
”自分のこと”を後回しにしない
30代は仕事、お金、家族の奴隷になることが多いです。
仕事での責任、お金の責任、家族に対する責任・・・
責任を感じるあまり、本当に自分がやりたい事から目を背ける傾向に陥ります。
仕事ばかりしても、お金にばかり振り回されても、家族の時間ばかり大切にしても、
仕事でリストラされたり、借金をすることになったり、離婚をしてしまえば過去の時間は取り返せません。
だからこそ周りの事だけではなく”自分のこと”も考えて欲しいのです。
自分の事を一番最後に考えてしまうのも30代の宿命です。
だからこそ毎日忙しい日々の中に自分の好きなワクワクすることを取り入れる意識を持ちましょう。
仕事における”自分の偏差値”を知る
どういう人が出世して、どういう人がお金に恵まれるのか?
逆に、出世しない人、お金の恵まれない人のタイプは?
これらがおおよそ見えてきます。
20代で培った実績やスキルが手持ちのカードとなり、どのようにこの人生ゲームをやっていくのかが30代でリアルになっていきます。
20代の時の理想や夢ではなく、実際にゲームをすることで
「このカードは使える!」
「このカードは意味がない」
と体感することになります。
自分のスキルや才能を使って勝負に出られるのも30代の特権です。
自分の現在地はどこか?
社会がどうできていて、その中で”自分の現在地を知る”ことはとても大切です。
- 今の会社でのポジションは?
- 強みと弱みは何か
- 1年後はどこまで行けてる?
- 5年後の給料は?
「順調だな」「やばいな」など思うこともあるでしょう。
自分の現在地を知ることがスタートです。
何を優先して生きていくか
限られた時間やお金の中でできることは限られています。
本当にやりたいことをやる為には
人生の優先順位をつけなければいけません。
”成長すること”と”今を楽しむこと”
未来に向かうか、今を生きるか・・・
どちらを選択するかでも全く違う人生になります。
どっちが良いとかどっちが悪いかはありません。
どちらを選択するかで仕事も生き方も決まるからです。
- 今を楽しみたいのに勢いのあるベンチャー企業で働く
- 成長したいのに評価制度のない会社に居続ける
など、思ってる事とは正反対の働き方をしている人が大勢いることです。
「働かされてる」「こき使われている」「時間がない」「自分の思った働き方じゃない」
色々思っても選択したのは自分です。
嫌なら辞める。シンプルです。
自分で決めた優先順位で生きましょう。
生活の為に働かない
仕事やお金、投資の相談を受けることが、ここ1.2年は本当に多くなりました。
など、心配・不安の声がコロナ禍において急速に広がったように感じます。
先日、本屋さんへ行った時
20代前半くらいのギャル系の子が投資信託の本を立ち読みしていて驚かされました(笑)
生活の為に働いていてはいつまで経ってもその呪縛からは抜け出せません。
お金の余裕は気持ちの余裕
最低半年は生きていける貯金があるならばすぐに辞めて違う道を模索してもいいと思うのです。
あなたのやりたい事は本当にその仕事(職場)じゃないとダメですか?
不満は言っていても解決されません。
自分がやりたくないことを優先して、未来の安心のために生きる・・・
年齢を重ねるにつれ思考が固まっていきます。
まずは一歩踏み出しましょう。
時間をどう振り分けるか
人生を80年とすれば、約70万時間。
20代は〇〇
30代は〇〇
40代は〇〇
ある程度の大枠として注力すべきことをハッキリさせましょう。
30代という働き盛りにどのような形を残すか。
この先いくら必要で、そのお金をいつまでに何で稼ぐか。
そういう考えをしないから不安を見て見ないふりして先送りにするのです。
老後2000万円問題が出て、たくさんの人が証券口座を開設し、投資を始めました。
これからは人生100年時代とも言われています。
年金問題もある中、今まで以上にお金が必要になるのです。
生涯年収の95%は30代の過ごし方で決まる
20代ではそこまで考えなかった人も30代では真剣にお金について考え始めます。
お金について真剣に考えれていない30代は後輩から尊敬されなくなっていきます。
30代でハッキリとお金に恵まれる人とそうでない人が分かれます。
お金に恵まれている人は生き方・働き方・考え方が違います。
お金に恵まれていない人は普通なのです。
お金持ちになりたいからと起業し、経営者になってもたくさん稼げるわけではありません。
役員報酬は会社の利益があって初めて得られるものです。
つまり、儲かっていない会社の社長は給料が出る保証がありません。
お金を得る為に躍起になる時間ととお金をやりくりするストレス・・・
お金の奴隷になることがないような基盤を作るのも30代の仕事です。
本当の自分というものが見えてくるのが”30代”です。
「今のままでもいい」ことや「変えなければいけない」こと
自分らしさに目覚めて自分の生き方を見つける
それが30代の課題です。