最近、
「社員に経営させられてる経営者が多いな」
と感じます。
どういう思いで独立しましたか?
初めて社員を雇う時、
「頑張って良い給料をあげたい!」と意気込んで雇いませんでしたか?
それがいつの間にか
- 辞められたら困ると嘆く
- 顔色を伺う
- 甘やかしてばかりで注意できない
- 謎の手当てを出して引き留めようとする
- 高い店で高いものを食わせる
トップが強い志で経営をしなければその会社(店)は終わります。
経営権は社員に委ねてはいけません。全ての責任は経営者にあるのです。
辞める人は何をしても辞める
これは確実に言えます。
よく、
とか
と言う経営者さんがいます。
僕からしたら、
と思ってしまいます。
この辞めたら悪みたいな雰囲気が僕にはわからないのです。
辞めるのは会社にいる理由がなくなったから
とか
とか
とか・・・
してあげたことに対してとやかく言うのはダサいので止めましょう。
可愛がってる過程やたくさん給料をあげてる過程、育てた過程で少なからずあなた自身も経営者として経験と成長をさせてもらったハズです。
辞められたくなかったら、
経営者として会社としてここで働く理由を与え続けること
僕は物事を俯瞰的に見れるので、性格的な部分もあると思いますが、あまりショックなどを受けません。もちろん寂しい気持ちはあります。
でも何で辞めたかをしっかり考えて、前に進まないといけないのです。
愚痴や悪口ばかり言っていては残された社員の為にも良くありません。
と毎回思います。
そして会社はありがたいことに右肩上がりで成長してこられました。
辞めていくことは新陳代謝です。止まるか進むかは経営者の力量でしょう。
もう一度言いますが、辞める理由は
経営者や会社に魅力がなくなったから辞めるのです。
それなのに、
- 引き止める
- 諭す
- 優しい言葉をかける
- キレる
- 給料アップで釣る
意味ありません。
一過性はあるかもしれませんが、また辞めると言う時がすぐに来ます。
と言って残るような社員いりますか?
辞める1年前に言わないといけないルール
1年前じゃなくても半年前、3ヶ月前など
辞める何ヶ月か前に言わないといけないルールみたいのが存在します。
と言う経営者さん多いです。
辞められて困るような経営をしていたのは経営者の方なのに、辞めたいと言った人が悪いと言うような口調で言います。
本気で夢や目標があって辞めようとしている人にとって、
すぐに辞めれないのは時間の無駄でしかありません
辞めたいと言われた時点で潔く認めましょう
そしてすぐに辞めてもらいましょう。
人の顔色を伺った経営をするのではなく、
と思ってもらえる環境や経営をするしかないのです。
経営していく上で良い子ばかりが集まることはほぼありません。
こればかりは引いてみなければわからない部分もあります。
こういう子たちが居心地の良い店になってしまうと、
本当に頑張っている、店にとって残ってほしい子たちが辞めていきます。
ガンは早期発見・早期解決がとても大事です。
言わない優しさではなく、言う優しさを持ちましょう。
トップが決めた事についていきたいと思えるかどうか
乗りたければ乗る、降りたければ降りる
シンプルにこれだけです。
行きたくない旅に無理矢理連れて行かれ「良いホテルと美味いメシを用意するから帰らないでくれ」と懇願されても行きたくないものは行きたくありません。
一緒に旅をしている社員も社長のそんな姿を見たら一気に会社は崩壊します。
進む方向の舵取りは社員ではなく、経営者がするべきです
こんな当たり前を忘れるほど、社員に依存する経営者が増えてきたのです。
社員の声はもちろん聞くべきですし、改善するべきことがあれば尽力した方が良いです。
だからこそ、
理解してくれる人を探し、集める。
そして辞めることになっても、
求めない・追わない。
社員の事を考え、追っている時ほど人は辞め、
追わなくなれば離職は減ります。
帰りたくなったらいつでも帰っていいからね!
これくらいの気持ちで接するのが良いでしょう