先日、先輩力について書きました。
今回は、
後輩力について書いていきたいと思います。
先輩に媚びれず、たてつき、可愛がられなかった僕が
”だからこそ”の視点で解説します(笑)
僕は組織のトップにいるので先輩はいません。
僕自身、可愛がられなかったと言っても、誰にでも愛想を振りまけなかったのと、先輩でも間違ってることは違うと言ってしまう性格だったので、ぶつかることが多かっただけです。
そこを認めてくれて良くしてくれる先輩もたくさんいましたし、やることやらないでダラダラしてる先輩には相手もしなかったという事です(生意気でした)
最近、後輩力がある子がめっきり減りました。
後輩力は新卒に限らず、何歳だとしても先輩がいれば後輩力が必要な時もあるはずです。
必ずしも若いからという事ではなく、自分に先輩がいれば当てはまることも多いと思います。
後輩力とは?
組織の中には
- 可愛がられる後輩
- 可愛がられない後輩
というものが存在します。
部活などでもいますよね?
媚びを売るとかではなく、何かあった時に頼りになったり、大事な場面に連れていきたくなるような後輩です。
そういう意味では1年目から幹部会議に参加させてもらっていた僕は可愛がられてたと言えるでしょう。
新卒社員の能力に差はありません
しかし、後輩力があるかないかで能力に大きく差が出てきてしまいます。
可愛がられる子とそうでない子の差は半年後にはハッキリと現れます。
簡潔に、
期待したくなる後輩
にならなければいけません。
後輩の最大のメリットはミスが許されること
仕事上の悩みや相談、そこに敬意を感じると先輩も嬉しくなるはずです。
自分の弱さや甘えをさらけ出すことを自己開示と言います。
これができる後輩は先輩に好かれます。
ちなみに、僕は一切できません。
先輩力でも記しましたが、結局は人対人です。
心を閉ざしていては扱いにくい人になる
好かれたいなら好きになること。
聞かれたいなら聞くこと。
成長したいなら自分から行くこと。
先輩は無償の愛で育てようとしています。
それが当たり前に思っている人は上に好かれません。
今ある状況は出会いと運が重なった環境です。当たり前になった瞬間に生意気と思われるので注意しましょう。
挨拶のトーンが心地いい
こちらは前に書いた記事を抜粋します。
↑こちらは常にアクセス上位にいる記事です。
挨拶で印象は決まる
可愛がられる後輩は
トーンが素敵です。
朝は清々しくなり、帰りは気持ちよく帰れます。
文字にしても暗いですよね。
これでは可愛がられるわけがありません。
仕事ができなくても挨拶と愛想は意識できるのを先輩は見抜いています。
しっかりとお願いができる
後輩の特権。それは、
甘えてお願いができる
「なんて可愛い後輩なんだ!」
「よし、教えて差し上げよう!」と思うはずです。
その点、当たり前になっている子は
となります。
先輩としてその時は教えると思いますが、可愛がりはしません。
補足ですが、
という後輩がたまに存在します。
一つ言いますが、無理です。
仕事ができない人ほど言いますが、これでは仕事ができないままです。
頭の良い後輩は自分の成長に上手く先輩を使える
客商売なら尚更です。
同僚から好かれている人はお客様にも好かれるし、
同僚から好かれていない人はお客様にも好かれません。
媚びを売れとは言いません。
相手を気持ちよくできてこそ、一流の社会人なのです。
これがわかっている人は中学生の時から先輩に可愛がられる人生を歩んでいます。
古いですが面白い本です。
僕が思うに、
後輩力×自己犠牲
が、ある人が結果を出しているように思います。
これはどちらかが欠けていては成長スピードが速まりません。
僕は、頼まれた仕事は誰よりもいち早くこなす事”だけ”を意識していました。
期限ギリギリに提出をするとかはまずありません。
(僕の性格上、どうせやるなら早く終わらせたいと思うので)
直される事があっても、いち早く提出すれば直す時間があるからです。
朝の早さとレスポンスの速さで先輩の信頼を得ていったタイプです。
そういう意味では、
という信頼はあったかなと思います。
信用は得るのに多大な労力と時間がかかりますが
信用を無くすのは一瞬
積み上げる力と積み上げたものを守る力が必要です。
後輩力がありスピードに乗れるタイプの特徴
- 積極性がある
- 質問力がある
- 挨拶ができる
- 笑顔・愛想が良い
- 失敗を恐れない
- 場の雰囲気を作れる
- 質ではなく量をやれる
- 変人
❶ 積極性がある
チャンスの時に
と手を上げれる子はもう出世コースです。
できるかできないかは二の次。
手を上げる度胸だけで充分です。
大半の子が
などと言います。
失敗の経験をするチャンスを逃したと思いましょう。
❷ 質問力がある
先輩に言われたことを1回で理解できていますか?
あまり意味が分かっていないけど理解しているフリをしていませんか?
分からないことをそのままにしてミスをする・・・これでは信頼を得られません。
質問する際も、ダラダラと話して何が聞きたいのか分からないような子がいます。
簡潔に要点をついた質問をしましょう。
そして答えを貰えたら必ず
とハキハキ返事をしましょう。
質問力がある子は重宝されます。
❸ 挨拶ができる
これについては何度か説明しているので割愛します。
❹ 笑顔・愛想が良い
前の職場の上司に、
と、教わりました。
今になってわかりますが、これは紛れもない事実です。
笑顔と愛想があれば周りから持ち上げられます。特別な能力は要りません。
❺ 失敗を恐れない
誰でもミスをします。そして後輩のミスは先輩&会社が責任を取ってくれます。
この環境で何を恐れているんでしょうか?
自分が社長なら倒産に追い込まれるようなミスも、後輩なら許されるのです。
こんな環境でチャレンジしないなど、自分の成長を自分が一番期待していない事になります。
失敗を乗り越えてない人が上司になった場合、後輩はとてもじゃありませんがついて行けません。
優秀な後輩ほど、失敗を求め、チャンスが来るのを虎視眈々に狙っています。
❻ 場の雰囲気を作れる
デキる後輩は職場の雰囲気など、その場の雰囲気を変えられる能力があります。
俗に言う、空気が読める対応ができます。
周りが気持ちよく過ごせるように気配り目配り心配りができます。
先輩も何かお願いする時は気を使うものです。
- お願いしやすい
- 話しかけやすい
タイプの子は、いなくてはならない必要な戦力になります。
❼ 質ではなく量をやれる
こちらも前に書いているので割愛します。
仕事ができないのに質を求めてはいけません。
量をやるから質がわかります。
❽ 変人
これは良い方の褒め言葉です。普通じゃないという意味です。
後輩力がある子はやっぱりどこか変わってるんですよね。
- トーク力
- 対応力
- 継続力
- 自己犠牲
- スピード感 etc…
後輩力がある子は何かに突出している
変わってると言われるのは褒め言葉です。
と言われるのは悪い意味の変な子かもしれませんが、
は、言われたらもう優秀です。
言われる行動をしましょう。
頭の良い人ならわかると思いますが、
チャンスは先輩など”他人”からしか来ません
いくら真面目に仕事をしていても、チャンスをもらえる関係性と対応、行動が出来ていなければ大きく飛躍しません。
などの愚痴や妬み嫉みは後輩力の欠如から来るものも多いです。
先輩も人間ですから人を選びます。皆、平等ということはありません。
先輩を気持ち良くさせるために「ペコペコしろ」というものではなく、自分の成長・スキルアップに後輩力は欠かせないのです。
先輩に可愛がられ、自分の成長が肌で感じるようになると仕事の楽しさも倍増します。