教育

【質は量で磨かれる】まずは数をこなす!

僕は何かを始める時、
3週間を一つの区切りとして検証します。

なぜ3週間かというと、
人間が週間にするのに最低必要とされる期間だからです。

習慣という慣れは継続から生まれます。

皆さんも何か始める時は3週間を一つの目安に考えてみてください。

インキュベートの法則

これをインキュベートの法則と言います。

むしろ、3週間続けていないのに

  •  意味がない
  •  無理だ
  •  違うことをする

と、言うな。ということです。

ターニングポイントでも書いた通り、
僕は25歳の時、結果が出なければ美容師を辞める決意をし、臨んだ1年がありました。

この1年は自分の人生で最も辛く、感情を殺した1年でした。

それくらい自分の可能性と未来にかけた1年でした。

昨今の仕事事情は、美容業界だけではなく、
どこの業界も量より質を求めて

”早く結果を出そう”

とする流れになっています。

僕自身この考えに賛成ですし、
ウチの会社も早期育成、早期デビューに向けて連日話し合いをしています。


小手先のテクニックで出た結果は、すぐに化けの皮が剥がれる

はっきり言って長くは続きません。

要領だけ良くなって中身が伴わないので売り上げが安定しないのです。

SNSの発信の巧さでお客様は来てくれる時代になりました

ホットペッパーに広告宣伝費をかけるより、
インスタから指名予約をもらえる方がリピーターに繋がりやすいことも確かです

時間をかければ良いというモノではありません。

美容師は一般の会社員より3〜4倍時が経つスピードが早いと言われています。
(会社員の役職者は40歳以降が多く、美容師は20代後半で役職者になる)

その分、寿命(定年)も早い。

僕はよくスタッフにプロスポーツ選手と同じと言います。

20代後半から30代前半が一番脂が乗っています。

プロスポーツ選手も幼少期から基礎を叩き込まれ、戦略を学び、結果を求められます。

要領が良い余り、苦労せずに結果が出てしまうのは後々自分の首を締めます。

高校サッカーで有名だった選手は今ほとんど名前を聞きません。
(野球もそういう選手が多いはず)

あと要領良く成功してしまったパターンで一番厄介なのは、
後輩の指導ができない人が多いことにあります。

名選手、名監督にあらず

量より質をやる

他を圧倒するほど徹底的に量をやること。
質はそれから。

最初から質を求めて結果が出ても、
努力をしなければ人としての器は大きくなりません。

ではどのくらい量が必要か?

変人になる

周りから

「やばいね。大丈夫?」と奇妙な扱いをされたら完璧です。

頑張ってるか頑張ってないかは他人の目に任せた方が良いです。

何事も周りを凌駕するほどやらないと自分に対する見え方など変わりません。

100頑張っても1信用を失ったら1が勝ちます。

質を求めすぎると周りにどう見られるかが気になり、
気付いたら周りに誰もいなくなります。

いつの時代も人に語れるのは背中だけです

嫌われてもいいんです。

問題は、
嫌われても頼りになるか?です。

読書も1冊じっくり読むくらいなら、
さらっと5冊読んだ方が圧倒的に良いです。

とにかく量をこなすことを心掛けましょう。
ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

コメントを残す