雑談

理解していますか?《持続可能な開発目標》SDGsとは?

最近では当たり前に聞くようになったSDGs(エスディージーズ)という言葉。

聞いたことある!

とか

会社でも取り組んでる!

という事もよく耳にするようになってきました。

日本人でも2人に1人は「聞いたこと」があると答えるなど、着実に認知度は上がっています。

もはや、知らないと恥ずかしいと言えるレベルの言葉です。

初めて聞いた・・・
聞いた事があるけどいまいち意味がわからない・・・

という方のために、

SDGsの目標と取り組みについて解説していきます

このブログを見ていただけたら「SDGsってこういう事だよね!」と言えるようになります。

では、解説していきます。

SDGs(持続可能な開発目標)とは

SDGsとは

Sustainable Development Goals“の頭文字を取った言葉で、

2015年9月にニューヨークの国連本部で行われた世界のリーダー達による国連サミットで決められた世界共通の目標です。

SDGsは国連加盟国193カ国の先進国と途上国が一つになって取り組む、

”世界を変えるための17の目標”になります

2016年から2030年までの長い期間をかけて行う国際目標です。

では17の目標を一つ一つ解説していきます。

1 貧困をなくそう

1日に1ドル25セント(約140円)以下で生活している人は世界に7億1000万人ほどいると言われています。

日本でも6人に1人の割合で貧困の定義に当てはまるとの事です。

  •  人々の生活を守るための仕組みや対策
  •  生活に欠かせない基礎的サービスを使えるようにする
  •  自然災害や経済ショックの被害を減らし、生活を立て直す力をつける

各国において最低限の社会保障制度や対策を講じ、十分な保護を達成するという目的になっています。

あらゆる場所の、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ。

これがスタートです。

2 飢餓をゼロに

栄養不足で苦しんでいる人は世界に8億1000万人。

10人に1人の割合で存在します。

この方達が必要としている食料は約400万トン。

日本で食べられるのに捨てられている食料は約600万トンになります。

  •  誰もが一年中安全で栄養のある食料を十分に手に入れられるようにする
  •  栄養不良を無くす
  •  食料生産者のの生産性と収入を倍にする
  •  持続可能な食糧生産の仕組みづくり

飢餓に終止符を打ち、食料の安全確保と栄養状態の改善を達成し、持続可能な農業を推進する

3 すべての人に健康と福祉を

5歳未満の子供が5.6秒に1人死んでいます

2人に1人は十分な医療を受けられない状態です。

2030年までにエイズや結核などの伝染病をなくし、感染症などで命を失う割合を3分の1まで減らす。

  •  お腹の中にいる時やお産の時に亡くなる子を減らす
  •  予防できる原因で命を失う事がないようにする
  •  麻薬や薬物の乱用を防ぐ
  •  交通事故による死亡や怪我を減らす

全ての人がお金の心配をすることなく、基礎的な保険サービスを受け、値段が安く質の高い薬を手に入れ、予防接種を受けられるようにする。

あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する。


4 質の高い教育をみんなに

世界の人達が生まれた国や地域・家庭・性別に関わらず、効果的な教育を平等に受ける機会を提供する。

  •  公平で質の高い教育を無料に
  •  すべての子供が幼稚園や保育園にいき、小学校に上がるための準備をする
  •  すべての人が無理なく払える費用で専門職や大学などの高等教育を受けられるように
  •  仕事に関係する技術や能力を備えた若者や大人を増やす
  •  すべての人が読み書きや計算を出来るように

2018年の時点で学校に通えない子供は世界に3億人ほどいるとされています。

貧しい国では小さい時から労働力として扱われるため、学校で教育を受けられる時間と余裕がありません。

全ての学生が基礎的な読解力を身につければ
↪︎1億7000万人が貧困から抜け出せる

全ての女性が初等教育を受ければ
↪︎出産による死亡は66%減少する

全ての母親が中等教育を受ければ
↪︎子供の死亡は49%減少する

つまり、知ってさえいれば助かる事というのがたくさんあるのです。

5 ジェンダー平等を実現しよう

”男女平等を実現し、全ての女性と女の子の能力を伸ばし可能性を広げよう”

  •  性別格差
  •  売春
  •  強制的な結婚
  •  養育費の未払い
  •  女性リーダーの確率

etc…

世界経済フォーラムで発表された数字によると153カ国のうち日本は121位ととても低い数字になっていて、先進国と言われていた日本も重大な局面を迎えています。

ジェンダー平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

6 安全な水とトイレを世界中に

誰もが安全な水とトイレを利用できるようにし、自分たちでずっと管理していけるようにする。

水道の設備がない暮らしをしている人は世界に22億人

トイレがなく、道ばたや草むらなど屋外で用を足す人は6億7000万人います。

  •  誰もが安全な水を安い値段で
  •  屋外で用を足す人をなくす
  •  汚染を減らし、ゴミを減らし、水質を改善する
  •  国境を越えて協力し合い、水源を管理
  •  水に関わる生態系を守る

すべての人に水と衛星へのアクセスと持続可能な管理を確保する。

1 2 3
ABOUT ME
中野 洋志
(株)HiLO代表取締役 美容室2店舗と美容サロンを経営 経営コンサルタントとしても活動中 趣味は読書で累計読書数は5,000冊を越える

コメントを残す