リーダー論については何度かブログでも紹介してきました。
それでも根本的に
- リーダー向きの人
- 成長したくて立候補した人
- 期待されて指名された人
- 誰もいないからやらされている人
様々な理由でリーダーをやってる人がいると思います。
参考にしてもらえたら嬉しいです。
リーダーとしての役目や振る舞い
一番ダメなのは、
と周りに漏らすことです。
自分の責任逃れや保身の為に言っていると思いますが、周りはあなた以上に冷めます。
このパターンでついてくる人は皆無です。さっさと降りましょう。
誰も得しません。
リーダーにはリーダしか出来ない振る舞いと役目があるのです。
ついていきたいリーダーは部下に投資し、距離を置きたいリーダーは部下から搾取する
ついていきたいと思われるリーダーは長期目線でお金も時間も投資をします。
話を聞き、時間をかけ、機会を与え、経験と自信をつけさせる
部下に対して、
- 忙しいことを理由に後回しにしない
- よく観察し、気に掛ける
- しっかり評価し、経済的にも心理的にも相応の対価を払う
リスクもコストもしっかり払ってくれるリーダーに下は応えたくなるもの。
社員満足度の高い会社の社長さん曰く、
頑張らない人などこの世にいない。頑張り方がわからないだけ。
頑張りたくても環境や周りの人のせいで潰してる可能性もある。
成長速度は人それぞれということをリーダーは理解するべき。
それまでは何か気になることがあればすぐに指摘していたし、掃除や礼儀についてはかなり細かく注意していました。
それがその子の為になると思っていたし、ウチの会社を辞めて他に行くことになったら可哀想だという思いがありました。
この考えについては雇っている以上、今もそう思っている部分はあります。
特に新卒社員に関しては、
この先長い人生このままではまずいなと思うことは見過ごせないという性格的な部分もあります。
リーダーはとにかくお節介な人が多い。
ですが、ある程度信じてあげなくてはいけません。
誰もだらしなく見られたい訳ではありません。
本人以上に心配してもそれは指摘じゃなく、強制になると思うのです。
昨今、パワハラ問題を見ない日はありません。
本人が悩んだり改善したいのなら上として手を差し伸べるべきですが、必要以上に介入するのも違うかなと思います。
働き方も結果も求めるものは本人が決めること
あからさまにダメなことはダメと言いますが、僕だって真面目一辺倒で生きてきた訳ではありません。
と思います。
自分が下の時はやっていたのに、管理する側になったら厳しく言うのは違うかなと。
昔なら言ってましたけどね・・・考え方もアップデートが必要です。
むしろ、
とさえ思います。
求めることをやめたら僕自身すごくやりやすくなりました。
好き勝手にさせるのとは違います。
言わないから関わりをやめるということではない。
上だから偉そうに言うのではなく、信用して任せるという感覚は持つこと。
リーダーは特に理解しましょう。
信頼していないから反発するのであって、
信頼したら応えようとしてくれる子もいるということを知りましょう。
環境を整え、仕組みをつくる
逆に、
距離を置きたいリーダーは根性論
自分が出来るからと他にも同じレベルを求める。
できない理由が根性や気合いが足りないと言う。
そして出来ないと頭ごなしに怒る。
鼓舞と根性論を履き違えてはいけません。
自分と部下は違うと理解しましょう。
部下は自分みたいになりたい訳ではありません。
ヒアリングとフィードバックを適切に行うこと
必ず行いましょう。
チームというのは、
環境×仕組み×愛情
です。
上記はリーダーにしか変えられません。
失敗は人が悪いのではなく、仕組みが悪い
責任はリーダーやトップにあります。
部下を1人の大人として扱い、適度に頼る。
チャレンジしやすい環境を整え、成長を支援する。
聞いて話して認める
それが出来ないのなら今の時代に人を従える事はできません。
部下の失敗は必要経費です。
自分だってたくさんミスをして乗り越えてきたのに、それを棚に上げて口を出すリーダーにはなってはいけません。
とか
とか
自分の苦労を他人に強要させるのは違います。
自分が若い時に辛かったのなら、リーダーとして環境や仕組みを変える努力をしなければなりません。
は古すぎます。
こういう関係性の構築が業界の発展を妨げるのです。
求人が来ないということはそれだけ先人達が魅力的に映っていないということです。
過去は過去
今は今
指導方法や接し方も常にアップデートしましょう。
部下として接するのではなく、対人としてリスペクト精神を持って接しないから下は辞めることしか選択できないのです。
これからの時代は先輩力がためされます。
人が集まる職場にするのも、人が離れていく職場にするのも全てはリーダー次第です。
それくらい決定権があることを知って人を育てましょう。